ワールド・ シネマ・スタディーズ

映画文化研究ゼミナール

更新情報

「ワールド・シネマ・スタディーズ(映画文化研究)」ゼミナールとは?

「教養テーマゼミナール」(全学共通科目)の特性を活かし、受講者それぞれの専門領域や関心に根差した知見を持ち寄り、時代思潮、ジャンルの生成過程、比較文化、メディア論など様々な観点から、個々の具体的な映画作品の検討を通して、映画・映像文化の発展史、世界の文化・社会のあり方を探ることを目指します。

現在、映画はどのように「世界」を捉えているのでしょうか。グローバル化がより一層進み、生活や風景、価値観の変容が迫られる中、従来のような国別に文化を捉える視点では見えにくくなっている側面もあります。世界のさまざまな映画に描かれる多彩な人生模様や地域特有の風景を通して、私たち自身の人生をより豊かにしていくためのヒントを得ることができるでしょう。

さらに、「KAWASAKIしんゆり映画祭」「東京ドキュメンタリー映画祭」などの映画祭、アルテリオ映像館などでの上映企画とも連動させることで、今現在の映画文化の状況にも目を配ります。過度に専門的な領域には踏み込みませんが、最新の映画理論/メディア論の動向も随時参照します。

ゼミナールの基本的な進め方は、半期毎にテーマを設定し、大学図書館内で視聴可能な作品(著作権許諾済)を中心にしたリストを選定し、ゼミナール参加者によるプレゼンテーションおよびディスカッションを展開します。プレゼンテーションで扱った作品、あるいは、公開中の作品にまつわる「映画評」を半期1回提出し皆で共有します。

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